設立に関するスケジュール
 

 お申し込みと代金のお支払いを済ませてからのスケジュールは以下のようになります。
●申請書類作成と類似商号チェックに2〜3日
●ハワイ州の法務局に書類を申請してから、登記完了になるまでに約5日〜8日
●登記完了後、コーポレートキットの作成と各種書類の用意に約7〜10日
●日本へのコーポレートキットの送付に2〜5日
※上記は全て土日を除く実稼働日での計算です。

 早い人で約3週間くらい、遅い人は約1ヶ月くらいかかります。お役所相手の仕事なので、このスケジュールは我々には読めません。
 したがって日本で支店登記する最低1ヶ月前にはお申込みと送金を済ませるようにしていただけると幸いです。

 お申込みをしたあと、弊社よりご挨拶やお知らせのメールが送信されます。その後、類似商号調査に引っかかった場合は速やかにご連絡をいたします。何事もなく手続きが進んだ場合は、ハワイ州の役所から登記の完了通知が届きました時点でメールにてご連絡を差し上げます。この時点で商号などが最終決定されますので、日本支店登記用の代表者印の作成などをおこなってくださいませ。

 登記が完了したあと、登記簿や定款の訳文の作成・日本支店登記用書類の原文と訳文の作成・株券の手配・コーポレーションシールの作成などをおこないます。

 

 

 さて、受け取る書類は「コーポレートキット」と呼ばれるものです。
 これは大きくて分厚い、黒いビニール製のバインダーで、アメリカ合衆国ではどの州で設立してもこれに必要なものが一式入って渡されるようです。
 中には「Articles of Incorporation(基本定款)」・「Bylaws(付随定款)」・総会議事録・株券・コーポレーションシール・業務方法書(日本支店登用)の原文と訳文などが入っています(当たり前ですが、原文は全て英文です)。
 コーポレーションシールとは、日本の実印のようなものです。しかし、考えてみればアメリカはサインの国ですから、これを使うことはそんなにありません。ペンチの先にスタンプが付いているような代物で、紙を挟んでギュッと握りしめればしっかりと丸いエンボスの痕が付きます。よく見るとそこには社名が刻印されているのです。大切な書類やレターヘッド、名刺などにこの刻印を付けるととってもおしゃれです。

 。

 株券も、全米で共通の仕様の本物が何枚も綴じてあります。もちろん、ここから株券を記入して発行することも可能です。
 日本では会社を設立しても、証になるものは法務局から発行される登記簿謄本と印鑑証明だけです。しかも登記簿謄本などはおしゃれとは無縁の書類です。その点、アメリカのコーポレートキットは「会社をつくった!」という実感が沸く、ステータス度のあるものです。

 


このボタンでメニューページにお戻りください。


Copyright (C) 2004 Digipo Corporation All rights reserved.